[語学留学編21]トロントで唯一の児童英語教授法クラス, TYCPの話①

留学先を先をトロントに決めた一番の理由、それは児童英語教授法のクラス(TYCP)を開講しており、
バンクーバーより授業料が安かったから。
今回は、SGICのTYCPの授業の様子についてまとめています。
このクラスに興味をもっている方の参考になればうれしいです。

クラス初日のアイスブレイキング

 2019年1月ついに児童英語教授法、TYCP(Teaching English To Young Children Program)のクラスが始まりました。

クラスメイトにも恵まれ、授業も充実しており、本当に楽しい一か月でした。

わざわざトロントまで来たかいがあったなと思っています。

 まず初日はアイスブレイキングです。

柔らかいボールを名前を言いながら相手に投げるゲーム。

とりあえず、これで名前を覚えます笑

そのあとペアを組みお互いの似顔絵を描きます。

私は絶望的に絵がへたくそなので、相手の子にかなり爆笑されました。

ちなみに、その絵は一月教室掲示されます。

これがその時描いてもらった絵です。

いい感じです笑

歌って踊ってミュージックプレゼンテーションゼンテーション

 このクラスの特徴の一つは多くのプレゼンテーションがあることでしょう。

私の時はクラスサイズが大きかったので、およそ20分のプレゼンという名の模擬授業を行うことが多かったです。

人数が少ないと、たぶん30分するのかな。

その中で一番心に残っているのは、ミュージックプレゼンテーションです。

歌と踊りの指導を行います。

“Do the Monkey” “Itsy Bitsy Spider” “You Are My Sunshine”などそれぞれが曲を選び、
それぞれが考えてきたダンスを教えます。

1人20分×13人です。

およそ4時間、永遠歌いっぱなし、踊りっぱなしです笑

そして、みんながちで踊らせてきます笑

“Old MacDonald Had a Farm(ゆかいな牧場)のようなノリノリ歌になると、
踊りもちょーハードです笑

授業の終わるころにはみんなヘトヘトしていました。

しかし、こんな歌って踊る語学学校が他にあるでしょうか?笑

先生は幼稚園生を演じて、本気で妨害してきます。

“Itsy Bitsy Spider”をずっとみつびしスパイダーと歌って、生徒を困らせていました。

こういった活動を通して、みんなと仲良くなれるので本当にお勧めのクラスです!

毎朝の日課モーニングルーティン

 また、毎日誰か1人が選ばれて、モーニングルーティンというプレゼンテーションを30分行います。

モーニングルーティンとは、基本的に子どもたちは母語の中で生活しているので、母語の頭になっています。

それを英語脳に変えるいわば授業に入る前の準備運動のようなものです。

基本的に毎回同じことを繰り返し行います。

出席確認→今日の日付の確認→今日の天気の確認→プチアクティビティです。

ここで問題なのが、先生が幼稚園生を演じてちゃちゃをいれてきます。

止められなかったらどんどんエスカレートさせてくれます笑

もはや学級崩壊です。

雪が降ってきたのを見ると、”Do You Wanna Build a Snowman?”を熱唱し始めるし、
授業中に物が飛び交い始めるし…

大学の教育課程では、模擬授業なかったし、個人で企画開催しても、ここまで演じてくれる人いないし、
大学によるのかもしれないけれど、大学の教職課程よりも充実したクラスだったなと思っています笑

私の場合、フルーツの名前とI like ○○の表現について指導しました。

持ち時間、30分のうちの10分は出席確認~今日の天気の確認に使いました。

その後、フルーツの写真を見せながら、フルーツの名前を教えます。

ちなみに、ビギナークラスの場合は新出単語は6個が限界です。

で、6つの果物の絵をホワイトボードに張ります。

ここからチーム対抗戦です。
2チームに分けて、一人ずつ前に出てもらいます。

で、フルーツの名前を私がいうので、子ども役の人たちがそのフルーツをはえたたきでたたきます笑

ちなみに、はえたたきを使うのは、手でたたくとけがのリスクがあるから。

で、先にたたいた方が1ポイント。チームが一周する間に、点数が多かったチームが勝ちです。

そのゲームが終わった後、I like ○○.の表現を教えます。ハートの絵を描いたりして。

そして、一人一人にwhat fruits do you like?と聞くので、それぞれが好きなフルーツを答えて終わりです。

こんな感じ、あっという間の30分でした。

自分はいろいろあったプレゼンテーションの中で、このモーニングルーティンが一番好きでした。

 とまぁ、今回はこのへんで。

次回は、ここで習った生徒指導のやり方と、ファイナルプレゼンテーションの様子についてまとめていこうと思います。

では、また~ 






前回記事:[語学留学編20]スケートを楽しもう in ネイサンフィリップススクエア

次回記事:[語学留学編22]TYCPがどんなクラスかまとめたものの第二弾です。

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