[ワーホリ編6]トロントで仕事体験、日本食レストランカフェみちでのバイト

ワーホリで来て、これからバイトを探そうという人の中には、どんな業種で働くか迷っている人もいるかもしれません。

私はワーホリ期間中、カフェみちというレストランでサーバーをしていました。

その時の経験をもとに、バイトの一つの選択肢として、ジャパレスのサーバーという仕事がどのようなものかを紹介しています。

どんな業種で働くのか考えている人の参考になればと思っています。

これからカナダに来る人にもすでにいる人にもお役に立てたら幸いです。

カナダでの仕事の探し方やレジュメの作り方を下の記事で紹介しているので、合わせてご覧ください。

こんな人におススメ
  • トロントでバイトを探している方。
  • レストランのサーバー職に関心がある方。
  • 特にジャパレスでの仕事に興味をもっている方。
  • →これらに当てはまる方の参考になればうれしいです。

ジャパレスのバイトってどんなもの?

前回記事で紹介した通り、一つ目のバイト先をやめて、カフェみちという日本食レストランに移ってきました。

今回紹介するものはあくまで個人の経験をもとに書いているので、細かいところはお店によって異なると思います。

給料面や仕事時間など待遇にかかわることはかならず面接時に確認するようにしてください。

一つの目安として参考になればと思います。

また、カフェみちのレストラン情報を下にのせているので合わせてご覧ください。

給料

2023年10月現在のオンタリオ州の最低時給は、16.55ドルとなっています。
参考サイト

サーバーの場合この時給にチップが加算されます。
しかし、このチップはお店によって取り扱いが変わるので、最初に確認するようにしてください。

以下でする給料の話は私が働いていた当時のものなのでご了承ください。

私の最初に働いたレストランは、全員一律時給14ドルでチップなしでした。

そのチップがどこに消えているのかは知りません…

私が面接に行った別のレストランは一律一日チップ20ドルでした。

カフェみちの場合は、その日のチップ売り上げをサーバー70%、キッチン30%で分配するというシステムでした。

チップに関しては一週間ごとにもらっていました。

なので、その週の忙しさによって、毎週もらうチップも変動します。

私の場合、週3(30時間)働いて、チップの最高額が260ドル、最低額が130ドルくらいでした。

その時の忙しさによって大きく変動するものの、チップのトータルは大体月に650~800ドルというところでした。

というわけで、給料のトータルは週30時間×12.20ドル×4週+チップ=2000~2300ドル/月というところでした。

カナダの場合、多くのお店で給料日は2週間に一回(カフェみちは月1)となっています。

労働時間

 これもお店によって大きく異なってくるでしょうが、多くのレストランは午前の部と午後の部で分かれているそうです。

最初に働いたお店では、私はディナーの部での出勤だったので、一日5時間くらいのシフトでした。

そして、週3くらいしか働かせてもらえなかったので、15時間/週くらいの労働時間でした。

また、一日通して働けるお店であっても、ランチとディナーの間でお店を閉めている時間が2、3時間があったりするので、その分労働時間が短くなります。

カフェみちの場合、喫茶兼日本食レストランなので、一日中お店を開けています。

法で定められた休憩時間を除いて空白時間なしで働くことができました。

おかげで、週3で30時間も働けて、週4はフリーになるので、個人的にはとても働きやすい労働環境でした。

(もちろん人によって求めているものは違うでしょうが。)

まかない

 お店によって違いますが、最初に働いたレストランは、大きな鍋にまかないが準備されていて、自分で、好きな量を持って帰っていいシステムでした。

なので、二日分くらいいただいて、オフの日も食いつないでいました。

お店によっては、閉店後お店で食べて帰らないといけないから、その分帰りも遅くなるというお店もあるそうです。

カフェみちの場合は、朝・昼・夜と三食まかないが出ます。(食べる時間でいうとランチ①ランチ②ディナーかもしれない)

しかもけっこう豪勢です。まかない楽しみで仕事をしていたところも結構あります笑

しかも、喫茶も兼ねたお店なので、食後のデザートまでついてきます。

下の写真が過去に出たランチのまかないです。









なお、ディナーはお持ち帰りできるように準備してくれています。

英語環境

 英語を勉強しに来ているので、英語環境希望の人も多いと思います。

これは、働くポジションや労働者の日本人率で大きく異なってくるでしょう。

私が一番最初に働いたお店は、オーナーさんが中国人で、労働者の多くが中国人でした。

また、日本食店といっても日本人のお客さんはほとんど来ないので、英語環境という面では申し分のない場所でした。

カフェみちの場合は、オーナーを含め全員日本人でした。(一人韓国人の方もいたけど日本語ぺらぺら)

日本人のお客さんはやっぱり少ないので、サーバーであれば英語を使うことができます。

ただし、キッチン・ウォッシャーになるとほとんど英語を使う機会はないんじゃないかなと思います。

ただ、もし英語を使うポジションあるいは職場を希望しているのなら日本にいる今のうちに英語を勉強しておくことをおススメします。

英語がまるで分らない状態で来ても、仕事で英語を学ぶ以前に採用してもらえないと思うので…

合わせて読みたい記事:留学生活の実際と英語学習法

職場の雰囲気

 これは一番働く場所で異なってくるでしょうが、カフェみちの話だけします。

カフェみちは家族経営の小さなお店なので、一人一人の距離が非常に近いお店です。

なので、スタッフ同士が仲良くしているお店だと思います。

また、お客さんとスタッフとの距離も近いお店でもあります。

なじみの常連さんもたくさんいるので、お客さんの名前も知っています。

私は、どういうわけか、常連さんの一人に日本語を教えるようになり、今では一緒にあそぶこともあるくらいに仲良くなりました。

スタッフ同士、またお客さんとも仲良くなれるという意味では非常に働きやすい環境であったと思います。

ここで働けたことに感謝です。

ジャパレスバイトのまとめ

① 日本食レストランのサーバーはチップがいいので、効率よく稼ぐことができます。

② ただし、働ける時間が限られるお店が多いので、どういうシフトで入れるのか面接時に確認しておいた方がいいです。

③ まかないは魅力的です。

④ 職場によりますが、英語の勉強という意味ではジャパレスは不利かもしれません。

⑤ しかし、英語が使える環境で働くにはそもそもある程度英語ができている必要があります。

以上です。
では、また~





前回記事:バイトを探した時の経験をもとに、仕事の探し方や苦労を紹介しています。

次回記事:ウッドバインビーチという場所の様子とリトルイタリーでのお祭りについて紹介しています。

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