カナダ高校留学を目指している人必見!カナダ高校留学の気になることをインタビュー

この記事をご覧の方はカナダの高校留学を目指している生徒さんかその保護者の方だと思います。

十代半ばから後半の若い時代に、一人で日本から遠く離れたところに行くとなると不安も多いことでしょう。

この記事はそんなみなさんのために用意されました。

実際に高校留学を経験されたのあさんにお話をうかがいます。

この記事を読めば、高校留学に至るまでに必要な準備、高校留学の様子、そして卒業後の進路などがわかるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

    インタビュアーのめがねです。ときどきつっこませていただきます。

カナダ留学開始まで

かんたんな略歴

Q. いつカナダに来たのかと何年生のときに来たのかを教えてください。

A. 2021年4月高校2年生の春に転校しました。2年間カナダにいます。

Q. いつ留学をしようと決意しましたか。また、そう思ったのはなぜですか。

A. 中学時代に留学に興味をもち、留学プログラムのある高校を選びました。

その後、高校の留学制度を用いてオタワの高校に留学しました。

正規留学としてオタワに残ったのは自分だけです。

Q. どうしてトロントを選びましたか。

A. 最初の一年はオタワの高校にいたのですが、旅行でトロントに来て楽しかったので、トロントの高校に転校することにしました。

オタワは落ち着いている感じなんですけど、いつもさわがしい方が好きだからかな。

Q. 留学前に不安だったことはありますか。実際に来てみてどうでしたか。

A. 友だちができるか不安でした。

自分から話せば友だちもできるけど、深くかかわろうと思ったら英語が必要です。

Q. 留学の手配はどうしましたか。どんな手続きが必要だったか覚えていますか。

A. 一年目は日本の高校のプログラムで行ったので、日本の高校がエージェントの代わりで全部仕切っていました。

二年目のトロントからは現地のエージェントを使いました。

Q. エージェントのサポートはどんなものがありましたか。

A. ビザや学校の手配をしてくれました。

あと、お金を払ったらカストーディアンにもなってくれました。

*18歳未満の人は後継人(Custodian)を選定する必要があります。

Q. 留学前の英語力を覚えていますか。
A. 全く。英検2級を持っていました。

    高一で英検2級も十分すごいけどな。

Q. 学校はどのようにして選びましたか。

A. オタワの高校は日本の高校が決めました。

トロントの高校は、いくつか選択肢をエージェントが出してくれて、希望に沿って決めてくれます。

ダウンタウンの高校がよかったので、ダウンタウンにある高校に行きました。

でも、ダウンタウンにある学校は早く希望を出さないとすぐに定員オーバーになってしまいます。

Q. ダウンタウンの高校は早く埋まってしまうということですが、いつ希望を出しましたか。

A. 最初にオタワに留学して一旦日本に戻ったんですけど、その時にはトロントに行くと決めていました。

    追記:オタワ正規留学の前なので、トロント留学の一年前には高校を決めていたそうです。

留学中の様子

高校のイメージ
写真はイメージです

Q. どんな友だちができましたか。

A. 一年目はヨーロッパ系の友だちが多かったです。

学校で会った子とか、一緒に住んでいた子とかから人脈が広がっていくって感じかな。

カナディアンの友だちもいたんですけど、親しくなるまでは仲良くなってないです。

ヨーロッパの友だちの方が留学生という枠で価値観が合います。

日本人の友だちもできました。やっぱり留学生ですね。

同じ高校に日本人が5人くらいいたけど、学校によると思います。

Q. 学校生活のスケジュールを教えてください。

A. 9時スタートで3時に終わりました。

日本の大学みたいで1コマ90分あります。

一日四コマくらいです。

ホームステイ先から学校まで50分くらいかかるので、6時か6時半くらいには起きていました。

Q. 放課後と週末の過ごし方を教えてください。

A. 友だちとカフェに行ったり、食べに行ったり、友だちの家に行ったり、ダウンタウンの高校だから集まりやすかったですね。

週末も友だちと食べに行くことが多かったです。

みんなでモントリオールとかにプチ旅行することもありました。

友だちの家で毎週末ホームパーティがありました。

冬場はスノボやスキーにも行きました。3回くらい行ったかな。

    毎週末パーティなんて、日本人留学生が留学でイメージすることをしていたんですね。

Q. ホームステイ先や学校のルールについて教えてください。

A. そうじするとか、門限は毎回聞かないといけなったです。

自由なホームステイ先だったので、そんなに縛られていたイメージはないです。

日本みたいにがちがちの校則はないです。

でも、女子校でカトリック系だったからか、制服もあるし、靴下の色も決まっていました。

髪のくくり方とかも決まっていました。

    髪のくくり方まで決まっているのは日本っぽいですね。

Q. 必修科目と選択科目にどんなものがありましたか。

A. 卒業までに30単位とらないといけないんですけど、数学、英語、理科、社会、体育などから18単位とらないといけません。

あとの12単位は音楽やクッキング、心理学などの選択です。

何が選択できるかは学校によって違うと思うんですが、法律がおもしろかったです。

Q. 卒業に必要な単位についてもう少し教えてください。

A. 3年間で30単位が必要だけど、日本の高校で取った単位をカナダの高校に移すことができました。

留学生はESLを取らないといけなくて、ABCDEとレベルがあるんですよ。

Dまでいかないと現地の子たちのクラスに入ることができないので、卒業に必要な単位が取れません。

私はESLにいたから卒業に必要な単位が間に合わなくてナイトスクールとかも取ってましたね。

あとサタデースクールとかもあって、ない単位を補う道は結構あったかな。

Q. カナダの高校生は学業成績や進路選択に関するプレッシャーがありますか。

A. トロント大学に行く子が多くて競争感があったと思います。

みんながんばってましたよ。

大学に行くには、単位をとるのといい成績を取ることですかね。

受験がないから、普段からがんばってないといい大学にはいけないと思います。

Q. 進路指導やキャリアカウンセリングのサポートはありますか。

A. 大学進学はカウンセラーに相談できるけど、就職は個人でやってました。

ホームルームもなくて、担任の先生というのもいません。

Q. カナダの高校生にとって、学校外の活動やクラブ活動はどれくらい重要ですか。

A. ひと月だけテニスをしていました。

日本みたいに毎日練習して、試合に出てみたいな感じじゃないです。

サークル、同好会みたいに自由な感じです。

自分でクラブを作ることもできます。

私はSDGsのクラブを二年目に作りました。

    こういう活動が大学にも評価されるそうです。

Q. ボランティアについてはどうですか。

A. ボランティアは40時間が卒業するのに必須です。

学校からオファーが出てるので、ホームレスの人に食べ物を送るってやつをやってましたね。

クッキー作って、学校が持って行ってくれてました。

あとは、トロントのボランティアサイトから探して、キッチンボランティアってのをやってみたりしました。

Q. 留学前のイメージと実際に留学してみて違ったことがありますか。

A. 一年だけの予定だし、英語の壁もあるし、友だちと深くかかわれるとは思ってなかったです。

高校卒業後の進路

受験勉強
写真はイメージです

Q. 高校卒業後はどのような進路に進む予定ですか。

A. 日本の大学に進学するので、オンラインの塾に行って受験勉強をしています。

小論文とか国語の勉強ですかね。

帰国子女入試やAOになるかな。一般受験は現実的ではないかなと思います。

他の留学生もカナダの大学に進学する人もいるけど、国に帰る人の方が多いかな。

Q. 海外の高校から日本の大学に進むにあたり難しいことはないですか。

A. 一般受験と比べたらだいぶ楽だと思います。

Q. 将来の目標はなんでしょう。

A. わかりません笑

法律が勉強したいと思っています。

カナダ生活全般

家のイメージ
写真はイメージです

Q. ホームステイはどのように手配しましたか。トラブルはありませんでしたか。

A. エージェントに手配してもらいました。トラブルは特にありませんでした。

接し方がビジネスというか、日本で想像するような”家族”って感じなのは全然ないです。

Q. ホームシックはありませんでしたか。どれくらいの頻度で家族と連絡を取っていますか。

A. ありました。最初はわくわくしてて特に感じなかったけど、時間が経つと感じました。

ホームシックは時間が解決してくれると思います。

家族との連絡はほぼ毎日してたけど…、最低3日に一回くらいです。

最後に

プランニングのイメージ
写真はイメージです

Q. 留学してよかったなと思うことはなんですか。

A. 友だちと会えたことです。

オタワにいた友だちはみんな帰っちゃけど、今も連絡をとっています。

あとメンタルが強くなったと思います。あと英語が伸びたことかな。

    世界中に友だちができて、今でも連絡をとるくらいに仲良くなれるってすてきなことですね。

Q. これから留学を目指す人たちへのアドバイス。

A. 英語は焦らずに。焦っても伸びない。

人に頼ることも大切です。

のあさん、卒業前のお忙しい中お時間をとっていただきありがとうございました。

カナダについてこういうことが知りたいなというものがあったら、ぜひ教えてください。

では、また~






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