- カナダワーホリ目指してるけど、最近物価が急上昇してるって聞くな。
一体どれくらいの貯金が必要なのだろう??
カナダワーホリを目指している方の中には、最近の急激なインフレーションについて見聞きしている方もいるかもしれません。
ワーホリの一年間にどれくらいお金が必要になるのか、不安な方もいるでしょう。
この記事では、ワーホリするのに必要になるであろう費用と生活費全般、また節約術についてまとめています。
カナダ在住5年の私、めがねが現在のカナダの状況についてお伝えします。
ぜひ、ワーホリの予算を考える参考にしてください!!
- カナダにワーホリ予定の方。
- カナダワーホリにいくらかかるのか知りたい方。
- ワーホリに向けて貯金のめやすを知りたい方。
カナダワーホリにかかる費用の内訳
カナダワーホリを目指すうえでどんなものにお金がかかるでしょうか。
例えば、以下のようなものが考えられます。
★保険代
★語学学校代
★ビザ申請費用(指紋採取なども含む)
これらのトータルがだいたい60万~100万くらいします。
この点を踏まえると、200万くらいは用意しておきたいところ。とっていも、費用の抑え方によって留学にかかる費用は大きく変わってきます。
みなさんが何を大事にするかで違うと思いますが、これからワーホリにかかる費用について詳しく解説します。
航空券
留学するために必ず必要になるものの1つですね。
片道でとるか、往復でとるか、オープンチケットをとるかで値段がかわります。
それぞれの航空券については以下の記事をご覧ください。
【留学希望者必見】どれがいい?おすすめの航空券の選び方と具体的な特徴を解説
現在航空券がやたらと高騰していて、時期によっては20万円台も覚悟しておいた方がいいかも。
しかし、閑散期にあたる10月11月に渡加すると、10万円前後まで抑えられるかもしれません。
以下各航空会社のおおよその値段です。(2023年5月現在)
*10月のトロント行き片道チケットを想定。
航空会社 | 値段 |
---|---|
スカイスキャナ | 8万円~10万円 |
エクスペディア | 8万円~15万円 |
楽天トラベル | 8万円~10万円 |
- 片道でだいたい8万円~10万円あたりだ。
ただし、夏場だと20万くらいするので注意。
保険代
保険代は日本国内の会社を使うかカナダの保険会社を使うかで値段が大きく異なってきます。
カナダの保険会社の方が断然安いです!!なぜなら、日本国内の保険は、物が壊れたときや盗まれたときの補償も入っているから。
しかし、カナダの保険は純粋に医療保険だけです。
だから、カナダの方が断然安い。
どれくらい違うかと言うと…
日本の保険 | 20万~30万/一年 |
カナダの保険 | 1.60ドル~2.60ドル/一日 =584ドル~950ドル/一年 =6万~10万/一年 |
なんとカナダの保険は、日本の保険の半分以下です。
物損まで入っている方が安心だと思う人は、日本の保険会社に入ったらいいと思うし、費用を少しでも安く抑えたいのなら、カナダの保険に入ったらいいと思います。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
留学の保険費用ってどれくらい!?保険料とおすすめの保険会社を大公開
- カナダの保険だと、6万円~10万円。
日本の保険だと20万円~30万円ほどだ。
留学エージェント
留学エージェントには日本国内の会社とカナダ現地にオフィスをおく会社の2種類あります。
日本国内のエージェントを使う場合サポート費として20万ほどかかります。
主なサポート内容としては、学校の紹介、オンライン英語クラス、携帯の契約などの現地のサポートが含まれます。
カナダ現地にオフィスをおくエージェントなら、国内エージェントとほぼ同じサービスを無料で受けることができます。
現地エージェントの中には、空港送迎や現地案内をオプションでつけているところもあります。
そうしたサービスを利用すると、それぞれ1万円くらい別途必要になるかもしれません。
それでも、国内エージェントのサポート費用を考えるとかなり安く抑えることができます。
エージェントについてさらに詳しくは以下の記事をごらんください。
留学エージェントの選び方とおすすめのカナダ留学エージェントまとめ
- 日本国内のエージェントのサポート費は20万ほどだ。
現地エージェントならほとんどのサービスが無料だぞ。
語学学校
仮に24週 (6か月)通うとして、かかる費用は7500ドルほどです。
日本円で75万ほどですね。(1ドル=100円)
ひと月に12,3万円ほどのお金がかかります。
もちろん、通う学校やフルタイムかパートタイムか、また通学期間で値段も大きく変動します。
個人的には語学学校は4カ月ほどで十分だと思っています。
長く行ったからといって、英語力が劇的に伸びるわけではありません。
なお、エージェントを通せば割引もあるかもしれません。
詳しくはご利用のエージェントのお尋ねください。
- ひと月に12,3万くらいが語学学校の相場だな。
その他の費用
バイオメトリクスといって、カナダのワーホリを申請するには指紋をとる必要があります。
それが残念なことに日本国内だと、大阪と東京にしかありません。(2023年6月現在)
なので、地方に住む方は、大阪あるいは東京まで旅をする必要があります。
ちなみに、カナダ国内でも指紋を取ることが可能です。
なので、観光ビザで入国→カナダ国内でワーホリ申請→指紋を取る。
という手もあります。
しかし、この方法はリスクも伴います。
わたしは専門家ではないので、詳しくはご利用の留学エージェントにお尋ねください。
〇バイオメトリクス申請費…85ドル。(約8,500円)
〇ワーホリの申請費…261ドル。(約2万6千円)
+東京・大阪への交通費。
カナダでのひと月の生活費
生活費として必要になるものには主に、食費、家賃、交通費、通信費、洋服代、雑費などがあります。
みなさんが何を大切にするかで項目ごとに変動があるでしょうが、おおよそひと月の生活費は1,200ドル~1,500ドル(12万円~15万円ほど)だと思います。
以下ひと月の生活費のモデルケースです。
項目 | 費用 |
家賃 | 700ドル~1,000ドル |
定期代 | 156ドル (トロントの場合) |
食費 | 150ドル~300ドル |
洋服代 | 0~100ドル |
雑費 | 0~100ドル |
通信費 | 25ドル~50ドル |
トータル | 1,000ドル~1,800ドル |
ワーホリであれば働くこともできるので、経費<収入のパターンの方が多いと思います。
ただ、すぐに仕事が見つかるとは限らないので、生活費だけで100万円は用意して来る方が安心です。
食費
男性か女性か、お酒を飲むか飲まないかなどの条件で変わってくるかと思いますが、ひと月だいたい200ドル(約2万円)ほどです。
これは、自炊中心でひと月に1, 2回外食をした場合の金額です。
カナダで外食をすると食費は高くなります。
なぜなら、税金13%(オンタリオ州の場合)にプラスしてチップ15%が必要になるからです。
1回の外食に20ドルはかかります。
一方で、野菜やお肉といった食料品には課税されません。
また、シェアハウスだと光熱費が家賃に含まれていることがほとんどです。
なので、自炊した方が絶対に節約できます!!むちゃをすれば2週間20ドルで生活できたりもします。↓
【トロントで一人暮らし】節約料理のアイディアに、2週間で20ドルチャレンジ最終日
あと、スーパーの広告が集められたアプリもあるので、それらを使って上手に節約しましょう。
下は↓Rebeeというアプリのリンクです。
また、飲食店でバイトができれば、まかないで食費を浮かせることもできるのでおすすめです。
一つ参考にある日の買い物の例をのせておきます。
豆腐、レタス、きのこ、ねぎ、ひき肉を買って15.40ドルでした。
ご覧のようにビニル袋以外課税されていません。
外食一回=一週間の食費になるので、やはり自炊がおすすめです。
家賃
留学生の多くはシェアハウスで暮らしています。
だいたい700ドル~1,000ドルくらいです。
カナダの家の種類や家賃の目安についてはこの記事を参考にしてください。
【ワーホリ・留学生必見】カナダで部屋探しってどうするの!?トロントでの家探しのやり方と家の特徴
*ここ1, 2年で家賃が高騰しました。
古いサイトを見るとこの値段よりもずっと安く書かれているかもしれません。
それを信じて予算を組んで、生活が立ち行かなくなった人もいるようです。
くれぐれも最新の情報を見て予算を組むようにしてください。
Twitterのアンケートも700ドル~1,000ドルの間が一番多かったです。
交通費
住む場所によって、交通費がかかる人とかからない人がいるでしょう。
家賃が高くなっても学校の近くに住んで交通費を浮かせたいという人もいます。
どちらをとるかはその人によると思います。
2023年6月の定期代(トロントの場合)は156ドル(約1万6千円)です。
バンクーバーはゾーン制になっているようですが、一番高いもので185.20ドルするようです。
トロントの一回当たりの乗車料金についてはこちらの記事をご覧ください。
【完全ガイド】トロントの公共交通機関TTC(地下鉄・バス・ストリートカー)の乗り方
通信費
どれくらい通信量がほしいかで料金がかわってきます。
私が一番最初に結んだプランは、1GB30ドル、電話SMS使いたい放題のプランでした。
今は10GB40ドルの電話SMS使いたい放題プランに入っています。
これは10周年記念割引のときに加入したので、特別安いプランです。
普通は1GBで30ドルくらいが目安です。
他の人の話を聞いていると25ドル~40ドルくらいがカナダの通信費の目安な気がします。
トロントの場合、無料のWI-FIが使える場所が多いので、高額のデータプランに入る必要はないのかなと思います。
洋服代
わたしはあまり洋服を買わないのですが、他の人の話を聞いていると、平均70-80ドル/月くらいみたいです。
コートとブーツは絶対にカナダで買った方がいいです。
日本より安くて頑丈なものがありますから。
私はWall Martというお店で、-30度まで耐えられるコートを税込み100ドルで買いました。
日本円で1万円くらいですね。
洋服全般のことでいうと、チャイナタウンにいけば安く洋服を購入できます。
雑費
洗剤やせっけんといった生活する上でかかせないものをここに含めています。
その月によって必要なものは変わるでしょうが、40ドル~50ドルくらいです。
ある月の家計簿
私のある月の家計簿です。
項目 | 支出 |
家賃 | $750 (約7万5千円) |
定期代 | $156 (約1万6千円) |
食費 | $215 (約2万1,500円) |
洋服代 | $40 (約4,000円) |
雑費 | $25 (約2,500円) |
交際費 | $75 (約7,500円) |
通信費 | $30 (約3,000円) |
合計 | 約1,285ドル(約12万8,500円) |
収入 | 約2,490ドル(約25万円) |
支出入 | +約1,205ドル(約12万1,500円) |
以上のように、だいたいひと月の生活費は12万円~15万円くらいです。
1年で144万円~180万円くらいです。
ただ、週30時間働くとして、チップも入れたら月に20万円~25万円ほど稼げます。
(チップがなければ18万くらい)
仕事がすぐに見つからない場合も考慮して、生活費のために100万円ほど用意していくと安心できるかと思います。
ワーホリにかかる費用まとめ
ワーホリにかかる費用と生活費をまとめますと、
飛行機代 | 10万~20万円 |
保険代 | 5万~30万円 |
留学エージェントサポート費 | 0~20万円 |
語学学校代(半年) | 約75万円 |
ビザ申請費用 | 約3万5,000円+東京・大阪への旅費 |
トータル | 約20万~150万円 |
項目 | 支出 |
家賃 | $750 (約7万5千円) |
定期代 | $156 (約1万6千円) |
食費 | $215 (約2万1,500円) |
洋服代 | $40 (約4,000円) |
雑費 | $25 (約2,500円) |
交際費 | $75 (約7,500円) |
通信費 | $30 (約3,000円) |
合計 | 約1,285ドル(約12万8,500円) |
収入 | 約2,490ドル(約25万円) |
支出入 | +約1,205ドル(約12万1,500円) |
以上の点を踏まえまして、カナダワーホリにかかる費用と一年間の生活費は…
約160万円~約330万円ほどです。
仕事がすぐに見つかると仮定すると1年間で約216万~300万円ほどの収入が得られます。(週30時間働いた場合)
留学にかかる費用 | 20万円~150万円 |
1年の生活費 | 160万円~330万円 |
出費のトータル | 180万円~480万円 |
収入 (週30時間、一年働いたと仮定) | 216万円~300万円 |
総出入 | -264万円~+120万円 |
あくまで最低でもということで、貯金はあればあるほど安心です。
この世の中、貯金がなくてもワーホリできると唱える人もいるけれども、仕事が見つからず途中帰国してもいいと思うのなら、それでもいいと思います。
少なくとも私はおすすめしません。
以上です。
みなさんの留学ライフがよいものとなりますように。
では、また~
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