留学を考えていたのに、コロナのせいでプランを変えざるをえなくなった人も多いかと思います。
今回は2020年3月から現在までのトロント市の状況を伝えようと思います。
これまでの状況の変化を知ることで、今後のプランを考える参考になればなと思います。
今回、領事館から過去にもらったメールをもとに作成しています。
必要な情報をえるため在留届は確実に出しておきましょう。
なおここで上げている症例数はオンタリオ州全体のものです。
こんな人におススメ
- 現在のトロントの規制状況を知りたい方。
- トロントのコロナウイルスの状況を知りたい方。
- 留学を目指していて、トロントの様子を知りたい方。
- →そんなみなさんのお役に立てればと思います。
前回記事【オンラインでできる仕事】日本語講師サイトPreply徹底解説
2020年春のトロントの状況
2020年3月からのトロント市の状況はこのような感じでした。
- 2020年3月12日
- オンタリオ州内の公立学校閉鎖に関する発表。
- 2020年3月13日
- トロント市の施設におけるイベントの中止を発表。
- 図書館等の閉鎖。
- 2020年3月16日
- カナダ国民及び永住資格者以外の入国拒否を発表。
- 2020年3月17日
- オンタリオ州に非常事態宣言発令。
- レストランの営業停止。
- 公立図書館の閉鎖。
- 映画館、劇場の閉鎖。
- 私立学校、チャイルドケアセンターの閉鎖。
- 50名を超える公共イベントの禁止。
- 2020年3月18日
- カナダ・アメリカ間の不要不急の渡航を制限。
- 2020年3月19日
- エア・カナダのトロント―羽田便運休へ。
- 2020年3月23日
- トロント市で非常事態宣言発令。
- 必要不可欠なサービス以外の営業がストップ。
- トイレットペーパーや冷凍食品などが品薄に。
- この時点で1日78症例。
- 2020年3月25日
- カナダに入国する全てのものに14日間の隔離義務。
- 2020年3月26日
- 入国拒否の免除対象者が追加される。(留学生等)
- 2020年3月28日
- 5人以上の集会禁止。
- 2020年3月31日
- ワーホリ及び短期査証でカナダ滞在中のものに領事館より帰国の検討が促される。
- 2020年4月1日
- カナダから日本への帰国者もPCR検査と14日間の隔離対象に。
- 感染者及びその濃厚接触者に対して14日間の自己隔離が義務化。
- 身分証の提示が求められる場合に応じることが義務化。
- 2020年4月2日
- 公園や広場での2メートルのソーシャルディスタンスが義務化。
- 2020年4月3日
- エアカナダのバンクーバー・成田便が運休へ。
- この時点で1日462症例。
- 2020年4月14日
- 海外からカナダに帰国するものに自己隔離計画を聴取することに。
- 2020年4月20日
- 航空機利用時にフェイスマスクが義務化。
- 2020年4月22日
- 桜期間のハイパーク閉鎖が発表される。
- 2020年5月4日
- 一部業種の営業再開。
- 2020年5月19日
- 経済活動再開計画の第一段階に移行。
- 2020年5月27日
- 緊急でない医療サービス(歯科医など)の提供が再開。

- 春は毎日のように何かしらの状況の変化があって、大変な時期でした。
2020年夏のトロントの状況
- 2020年6月1日
- トロントピアソン空港内でフェイスカバーが義務化。
- 2020年6月9日
- チャイルドケアセンターが再開。
- 2020年6月12日
- 航空機利用時に検温が義務化
- 10人までのソーシャル・サークルを形成することを奨励。
- 2020年6月24日
- 経済再開活動計画第二段階へ移行。
- 2020年7月2日
- TTC利用時にマスク等が義務化。
- 2020年7月7日
- 屋内公共スペースにおいてマスクが義務化。
- 2020年7月24日
- オンタリオ州の緊急事態宣言が終了。
- この時点で1日119症例。
- 2020年7月31日
- ついにトロントも経済再開活動計画第三段階へ移行。
- ほぼ全てのサービスが再開される。
- 屋内で50人まで、屋外で100人までの集会が可能に。
- この時点で1日76症例。
- 2020年8月5日
- アパートやコンドミニアムの共用スペースでマスク等の義務化。

- 夏場に入り新規感染者は2桁に。
非常事態宣言を解除され、トロントも日常を取り戻しつつありました。
2020年秋のトロントの状況
- 2020年9月18日
- 集会人数が屋内10人、屋外25人までに引き下げられる。
- この時点で1日407症例に増加。
- 2020年9月25日
- 薬局でも無料でコロナ検査が可能に。
- 2020年10月2日
- 飲食店の収容人数が100人まで、各テーブルの上限が6人までに。
- 2020年10月10日
- 経済再開計画第二段階に戻される。
- レストラン内での飲食禁止に。
- この時点で1日939症例。
- 2020年11月7日
- 制限を5段階に区分した新たな枠組みが開始。
- 2020年11月13日
- トロントは上から2番目の制御段階(control)に分類される。
- 2020年11月23日
- トロントが封鎖段階(Lockdown)に分類される。
- 屋内での公共イベント及び社交的な集まりの禁止。
- 理美容業も閉鎖。
- この時点で1日1,418症例。

- 夏場に入り一時は落ち着きつつあったトロント。
しかし、秋になり猛烈な第二波がカナダを襲いました。
そして、春以上の厳しい抑え込みが始まるのでした。
2020年/2021年冬のトロントの状況
- 2020年12月26日
- シャットダウン開始。
- 屋内でのすべての公共イベント及び社交的集まりの禁止。
- 屋外での集まりは5人まで。
- この時点での1日2,123症例
- 2021年1月7日
- 国際線でカナダへ入国する全ての渡航者に陰性証明の提示が義務化。
- 2021年1月12日
- 2度目の緊急事態宣言発令。
- 外出制限措置の開始。
- この時点で1日2,903症例。
- 2021年2月3日
- 全てのカナダへの入国者は自費でカナダ政府指定のホテルに三日間予約することが義務化。
- 全てのカナダへの入国者は自費でコロナの分子検査を受けることが義務化。
- 2021年2月9日
- オンタリオ州の緊急事態宣言が終了しました。

- 冬に入り状況はさらに深刻化していっています。
2021年春のトロントの状況
- 2021年3月7日
- 外出制限措置の終了。
- この時点で一日1,250症例。
- 2021年3月19日
- 日本の入国規制が強化される。
- 出国前検査証明書の厳格化。
- 2021年3月20日
- パティオでの飲食が可能となりました。
- 2021年4月3日
- オンタリオ州全体でシャットダウン開始。
- 開いたばかりのパティオも再閉鎖。
- トロントのみで一日の感染者743人を記録。
- 2021年4月8日
- オンタリオ州で三度目の非常事態宣言発令。
- オンタリオ州全体で再び在宅指示令が出される。
- この時点での一日の新規感染者3,215名。
- 2021年4月17日
- 警察官に外出中のものに住所や目的などを職務質問できる権限を付与。
- 在宅指示を5月20日まで2週間延長。
- マニトバ州、ケベック州からオンタリオ州への移動を制限。
- この時点での一日の新規感染者4,812名。
- 2021年5月13日
- 在宅指示例が6月2日まで延長されました。

- 長引く外出措置にストレスを感じる一方で、ワクチンが広がり、いい方向に動き出している気もする春でした。
2021年夏のトロントの状況
- 2021年6月11日
- 外出制限措置の終了。
- step1、非生活必需品を扱うお店がオープン
- パティオもオープン
- 6月7日時点で一日525症例。
- 2021年6月30日
- STEP2に移行。
- ヘアサロンなどがオープン。
- 6月24日時点で一日296症例。
- 2021年7月16日
- STEP3に移行。
- レストランの室内飲食が可能に。
- 7月9日時点で一日183症例。

- 一回目のワクチン接種率が70%を超えて、ほぼほぼ元の生活に戻りつつあります。
2021年秋のトロントの状況

- 2021年9月1日
- オンタリオ州 政府によるワクチンパスポート導入の発表。(9/22より実施)
- 2021年9月22日
- オンタリオ州でワクチンパスポートが導入される。
- レストランの店内飲食やジムの利用などで提示が求められる。
- 2021年10月12日
- カナダの空港から出発する航空機、VIA鉄道およびロッキーマウンテン鉄道の乗客は、搭乗のためにワクチン接種を完了することが求められると発表される。(10/30より実施)
- 11月30日まではワクチン接種を一部完了している乗客は搭乗72時間以内の陰性証明書も有効。
- 2021年10月19日
- QRコードを用いたワクチン接種証明の運用についての発表。(10/22より実施)
- 2021年10月30日
- 航空(カナダ空港から出発する国内線、越境線及び国際線)及び鉄道(VIA鉄道及びロッキーマウンテン鉄道)の旅客はワクチン接種証明書が必要に。
- 2022年2月28日まで新型コロナウイルス陰性証明書を提示すれば、カナダを出国する航空機に搭乗可能。
- 2021年11月30日
- 72時間以内の再入国時のコロナ検査一部免除(ワクチン接種を完了したカナダ国籍者、永住権保持者、Indian Actに基づいて登録された個人)
2021年/2022年冬のトロントの状況
- 2022年1月4日
- QRコードを使用したワクチン証明書提示の義務化。
- 2022年1月5日
- レストラン等屋内飲食が禁止される。
- 2022年1月31日
- 制限の緩和措置。
- 社交的な集まりの制限人数を屋内10人、屋外25に引き上げる。
- レストランなどの収容人数制限を50%へ引き上げ。
- 2022年2月11日
- ワクチン義務化への反対デモのため非常事態宣言が出される。
- 2022年2月17日
- 制限の緩和措置。
- 私的なな集まりのの収容制限を屋内50人、屋外100まで緩和。
- 公的な行事の収容制限を屋内50人、屋外の制限は撤廃。
- ワクチン接種証明書が必要な場所での人数制限を撤廃。

- オミクロン株の急拡大で一時はどうなるかと思ったけど、また落ち着いてきました。
2022年春のトロントの状況
- 2022年3月21日
- マスクの着用義務を一部の例外を除いて解除。
トロントの状況まとめ
ワクチンができて、カナダの状況はいい方に動き出していると思います。
ワーホリのジョブオファー義務もなくなり、ワーホリ・留学で入国する人も増えました。
来年夏にはもとのように活気のあるトロントに戻ってほしいな思いますね。
今後も新しい動きがありましたら、追加していこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また。
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