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カナダに留学したものの、仕事ってどうやって探すんだろう。
レジュメって何?カバーレターとは??
留学先に来たばかりだとそういうことが気になりますよね。
今回の記事では仕事の見つけ方とレジュメ、カバーレターの書き方について、学校で指導いただいた内容をもとにわたし、めがねが解説します。
この記事を読み終わるころには、カナダでの仕事の探し方やレジュメ・カバーレターの書き方がわかるでしょう。
一個人の仕事探し経験談は下の記事にのせています。
【ワーホリ編5】トロントでの仕事探しってどんな感じ?仕事探し体験談
- レジュメの書き方。
- カバーレターの書き方。
- 仕事の探し方
- 仕事探しのコツ。
テンプレート付きレジュメの書き方

- かなこちゃん今バイトしてる?
今から僕も仕事探そうとしてるんだけど、どうしたらいいのかわからなくて。

- 今はジャパレス(日本食レストラン)でバイトしてるよ。
仕事探しねー。とりあえず、レジュメはもう書いた?

- レジュメ?なーにそれ?

- レジュメというのは、履歴書のことだよ。
自分のアピールポイントや職歴を書くの。
でも、日本と形式がだいぶ異なるから、語学学校のカウンセラーやエージェントの人に添削してもらったほうがいいと思うよ。

- 分かった。じゃあとりあえず書き方教えてよ。
レジュメというのは日本でいう履歴書ですが、だいぶ日本のとは勝手が異なります。
例えば、写真をはる必要性はないし、年齢性別なども書く必要はありません。
下に参考例をのせていますので、それをもとに解説していきます。
写真をクリックしていただくと拡大します。

① 名前を書きます。
名前、名字の順番です。
② 連絡先情報です。
都市、州、郵便番号、電話番号、E-mailアドレスを記載します。
写真は不要で年齢や性別を書く必要はありません。
それを書くと逆に見てもらえないそうです。
ちなみに、メールアドレスは自分の名前などにし、gmailなどメジャーなアドレスを使いましょう。
③ 自分のもっているスキルの要約。
昔はObject(目的)を書いていましたが、指導してくれた先生いわくレジュメは仕事を探す目的で書くにきまっているから、現在では書かないらしいです。
自分の経験に照らし合わせて、スキルを書きましょう。
なお、3, 4行くらいがよいそうです。
④ 職歴です。
日本と違って、新しい順に書いていきます。
職種を書きます。
右端に働いた期間をかきましょう。
その下に職場の名前、都市、国名を書きます。
さらにその下にどんな仕事をしたか内容を記載します。
そのとき、過去形動詞で書くようにしましょう。
⑤ 学歴
B.A.というのは文系の大学卒業資格のことです。
理系の場合はB.S.です。
高卒の方は卒業した高校をのせます。
小・中学校の情報は必要ありません。
右端に通った期間をかきましょう。
その下に卒業した学校名、都市、国名を記載します。
⑥ 技術やスキル
もっているスキルを記載します。
ここも過去形動詞で記載します。
希望職種にあわせたものを書きましょう。
⑦ インターンシップ
カナダではボランティアの経験もきちんと評価されます。
何かあれば書くことができますが、必須ではありません。
ここの欄はとばしていただいて結構です。
なお、トロントのレストランで働く場合は、Smart serveというお酒を提供するための資格を持っていた方が仕事を探しやすいです。
スマートサーブ取得方法はこちらの記事をご覧ください。
トロントでサーバーをするのに必須、スマートサーブの始め方と内容

⑧ 言語能力
自分の話せる言語を書きます。
多くても2ページ内でおさまるようにしましょう。
コツはsimple is the bestです。
見ていただけるとわかる通り、基本一文一文で長い文章は書いていません。
長い文章でアピールする日本の履歴書とは異なります。
見やすい、読みやすいを心がけましょう。
編集しやすいようにファイルをシェアしています。
ご自由にお使いください。
テンプレート付きカバーレターの書き方

- ねえ、かなこちゃん。
カバーレターって何??
それって、書く必要ある?

- カバーレターというのはレジュメと一緒に提出する書類の一つだよ。
自分のスキルや資格、経験を文章でアピールするよ。

- レジュメだけじゃだめなのかな?

- 一般的に、ワーホリがするバイトならカバーレターを求められるケースは少ないかな。
でも、Indeedなんかで仕事を探すときは、オプションで添付できるし、自分をアピールするために、書き方を知っておいて損はないんじゃないかな。

- わかった。
じゃあ、書き方教えて!
カバーレターは希望している仕事の志望動機や資格、経験などを文章にしてかいたものです。
レジュメは経歴を箇条書きでかんたんにまとめたものですが、カバーレターではより詳しく自分の強みをアピールすることができます。
下に参考例をのせていますので、それをもとに解説していきます。
写真をクリックしていただくと拡大します。

① 手紙を書いている日付けをいれます。
② 採用担当者の名前、会社の名前、会社の住所を書きます。
③ 希望の職種をかきます。
④ 採用担当者の名前をかきます。
なるべく名前を書くようにします。
私の担当の先生がいうには、採用担当者の名前くらい調べろと採用担当者は思うらしいです。
どうしても名前がわからないときは、Dear Hiring Managerとかくこともできます。
⑤ あいさつと採用担当者の注意をひく記述をします。
希望している仕事と関係のある経験をかいて、なぜ自分がこの仕事を希望しているのかを書くとよいでしょう。
⑥ 採用担当者の関心をひく記述をします。
自分の書きたいことをかかないようにしましょう。
自分がなぜその会社にあっているのか、自分がその会社に務めることでどんな利益があるのかをかきます。
会社の成長や必要に自分がどのように貢献できるかかけるとよいですね。

⑦ 志望する会社が求めることをかきます。
ネットを使って仕事を探すとき、会社はどんな人材を求めているのかを記載していると思います。
その記述に照らし合わせ、自分が今まで何を成し遂げてきたのか具体例を挙げながら書きます。
⑧ 結びの部分に行動してもらうためのあいさつを書きます。
⑨ しめのあいさつです。日本語の手紙だと敬具に相当する部分です。
RegardsやBest regardsがよく使われます。
基本的に四段落構成で、一つの段落が4行くらいでおさまるようにかきましょう。
企業が求めている人材像にそって自分の技術や経験をアピールするようにします。
編集しやすいようにファイルをシェアしています。
ご自由にお使いください。
今回は学校で学んだことに基づいて記事作成をしています。
参考にするテンプレートによっては、ここにあげているのと形式が違うものもあるかもしれません。
不安な方は、留学エージェントなどに見てもらうようにしましょう。
カナダワーホリ、留学エージェントの選び方とおすすめの留学エージェントまとめ
カナダでの仕事の探し方

- よーし、レジュメも書き終ったし、仕事みつけるぞー。
しかし、どうやって仕事見つけるんだ??
バイ○ル的なアプリがあるの?

- そんなものはありません笑
でも、インターネットで求人募集をしてるからそこに出向いてレジュメを渡してくるかな。
か、お店を回って、レジュメを落として回るかな。
日本はアプリか何かで予約して面接に向かうけど、ここではwalk inでレジュメを渡すのも普通のことみたいよ。
私もwalk inで採用されたし。

- そうなんだ。
地道な努力が必要なんだね… 大変そうだ。

- そうだね。
私はレジュメ20枚配ったけど、レジュメ渡しても連絡ないなんて普通だし、そもそもレジュメちゃんとオーナーに渡されてるのかもわからないし…
とにかく必要なものはめげない心よ!
がんばって!

- めげない心かー。がんばります。
レジュメを書き終ったところで、仕事探しを始めていきます。
(レジュメを書いている最中も働きたいところ探しています。)
仕事を探す方法は主に四つあります。
- インターネットに出ている求人から探す。
- お店に入ってレジュメを渡してくる。
- 会社ホームページの求人募集に応募する。
- 友人に紹介してもらう。
それぞれ詳しく見てみましょう。
インターネットに出ている求人から探す
仕事探しで使われるものには以下のサイトがあります。
ジャパレス(日本食レストラン)希望の場合、emapleにたくさんの情報が載っています。
英語環境の仕事をお求めの場合はkijijiから情報を探すことができますが、おそらくそれなりの英語力が求められるでしょう。
Indeedは日本でもよく使われるのでご存じの方も多い方と思います。
Linkedinは日本ではあまりなじみがありませんが、世界的にはよく使われている仕事探しに特化したSNSです。
日系のお店で働きたい方は、emapleに多くの求人が出ています。
せっかくカナダにきたし、日系以外のお店で働きたいという方にはKijijiやIndeedがおすすめです。
お店に入ってレジュメを渡してくる
日本では、アプリかインターネットで仕事を見つけ、アポを取り面接するというのが一般的な流れだと思います。
しかし、カナダでは適当にお店に入ってレジュメを渡してくるのも一般的です。
そのときに、Are you hiring?(求人しいますか?)と聞いてみましょう。
中には、求人募集の張り紙をしているお店もあるので、そういうところに入ってレジュメを渡してくることもできます。
下手な鉄砲数うちゃ当たる作戦ですね。
私はこれで2つ仕事を得ました。
企業サイトの求人募集
スターバックスなどの大きめのチェーン店は自社のホームページから求人募集をしています。
スターバックスを希望している方は、オンラインから募集してみましょう。
でも、オンラインで申し込んでも連絡来ないことも多いらしいので、その時はお店に直接出向くのも手です。
スターバックスの求人
この↑ページのBaristasから申請することができます。
そしてもう一つ。みなさんOomomoというお店をご存じでしょうか?
日本のダイソーとセリエの商品を扱ったお店です。
ここの求人もオンラインから行っています。
Oomomoの求人
また、カナダの超有名コーヒーチェーン店、Tim Hortonsもオンラインで求人しています。
お住まいの郵便番号を入力すると近くのティムが出てくるので、Applyしてみましょう。
基本的に、ファーストフードのチェーン店はオンラインでアルバイト募集をしていると思います。
友人に紹介してもらう
カナダは意外と日本以上のコネ社会です。
友人の紹介で仕事が見つかることも多々あります。
どんな人かわからない人を雇うよりも、すでに働いている人の紹介なら企業側も安心できるからだそうです。
そういった事情もあり、友人紹介による採用は主たる人材確保の方法となっています。
語学学校やその他さまざまな場で出会いがあると思いますが、コネクションは大事にした方がいいですよ。
日本人の友だちを増やすならX(元Twitter)がおすすめです。
よかったら私のアカウントもフォローしてね。
幅広くコミュニティを広げていくならミートアップに参加することも一つの方法です。
友人の輪を広げていき、仕事を探すときは積極的に求職中であることを友人に伝えましょう。
仕事探しのポイント
- 働ける日をアピールしよう。
- レジュメはオーナーに渡そう。
- 本当に働きたい場所なら自分から連絡しよう。
- 一番大切なのは折れない心。
① 働ける日をアピールしよう。
アルバイトの場合人柄よりレジュメより、働ける日のほうが重要だったりします。
私の場合は、ふせんに働ける日を書いてレジュメと一緒に渡していました。
そうすることで連絡率を上げることができるかもしれません。
② レジュメはオーナーに渡そう。
オーナー以外の人に渡してもオーナーにレジュメが渡らない可能性は大いにあります。
レジュメはオーナーに直接渡しましょう。
オーナー不在の場合はいつオーナーが出勤しているか聞いて、また来るということを伝えましょう。
③ 本当に働きたい場所なら自分から連絡しよう。
レジュメを渡したって連絡をくれないことが普通です。
本当に働きたい場所であるのなら、再度訪問するか、電話して尋ねてみましょう。
④ 一番大切なのは折れない心。
私の好きな某漫画の名シーンに「あきらめたらそこで試合終了だよ。」なんて言葉がありますが、仕事探しにもそのまま当てはまると思います。
私はレジュメを2週間で20枚配りました。
連絡がきたのは数件です。
連絡が来ないことは普通なのです。
正直、めぐりあわせもあります。
速攻で仕事を見つける人もいれば、1か月かけてようやく見つける人もいます。
でも、ビザの期間が長ければ必ず見つけられるので、あきらめずにがんばってください。
*逆に言うと、ビザの期間が短くなると厳しくなります。
一般的に半年を切ると採用が難しくなるというので、仕事探しはなるべく早く始めるのが得策ですね。
カナダでの仕事探しまとめ
- レジュメはSimple is the best。
- 仕事探しはインターネットで探すか、お店に直接行くか。
- 本当に働きたい場所なら自分から連絡することが大切。
以上、レジュメの書き方と仕事の探し方でした。
いい仕事が見つかりますように。
では、また~
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