現在、トロントにあるTSoMという学校でCo-op(職業体験付きプログラム)を履修しています。
「Diploma in Fundamentals of Hospitality and Tourism」というコースで学んでいます。
わたしがCoopを始める前、Co-opでどんなことを学ぶのかググってもあまり情報をえられませんでした。
同じようにCo-opでどんなことを学ぶのかや、インターンを始めるまでの流れまでが知りたいという方のために、Co-opのインターンについてまとめています。
これまでの記事はこちら↓
インターン開始までの流れ
*主にTSoMで勉強している方に当てはまる内容です。
一番最後のモジュールで仕事探しの準備というクラスがありました。
ここで、Co-opの流れについて説明があると思ったのですが、一切ありませんでした。
このクラスで学んだのは、インタビューの受け方など本当に仕事探しと関係のあることだけです。
どうやってCo-opを始めるのか少しわかりにくいところがあります。
では、Co-opを受けるまでの流れを紹介します。(TSoMの場合)
- ワークショップに出る
- 仕事を探す
- インターン受け入れの書類提出
- 二週間毎に勤務時間を報告
- 卒業
では、ひとつずつ見ていきましょう。
まず、Co-opを始める前に二つのワークショップに出なければなりません。
定期的にいつそのワークショップが行われているのかメールが来ているので、この時期はキャリアサービスからのニュースレターを見逃さないように気をつけましょう。
- Co-op Preparation 101
- Resume & Cover Letter 101
必修というわりには出席取られなかったし、結局片方出なかったけど卒業できたし、まぁそんな感じでした。
並行してCo-opを受け入れてくれる職場を探します。
Co-opインターンは自分の学んでいる専門と関係のある業務でなければいけません。
その点を踏まえて仕事を探してください。
仕事の探し方は別記事にしています。
カナダで仕事を探している方必見!カナダでの仕事の探し方とレジュメ・カバーレターの書き方を大公開
仕事が見つかったら、Co-op Packageというものに必要事項を記載して学校に提出します。
この書類はポータルの中のCoursesで見つけることができます。
また、座学が終わった後、Co-opについてのお知らせがきます。
そのメールの非常に小さくて分かりにくいところに、Co-op Packageのリンクも貼られています。
絶対見落とすだろってくらい小さく下の方にリンクがあるので、Coopと関係のありそうなメールは隅々まで読んだ方がいいです。
Co-op Packageにマネージャーから記載してもらう欄があるので、インタビューの時にCo-opを受け入れているか聞くことをおすすめします。
学校から承認されたらCo-opが始まります。
(学校が承認したところでしかCo-opのビザでは働けません。)
二週間に一度、何時間働いたか学校にレポートを出します。
そのレポートの書式もCoop Packageの中に入っています。
Coopの要求時間が終わったらめでたく卒業です。
要求時間を達成した段階でCoopのビザでは働けなくなるのでご注意を。
インターン期間中の法律
*これはオンタリオ州の場合の話です。
労働基準法がCoopの学生には適用されません。
例えば、以下の内容はCo-opの場合当てはまりません。
- 最低賃金の例外規定
- 有給休暇の例外規定
- 解雇通知の例外規定
最低賃金規定の例外とCoopインターンはなっています。
つまり、給料を必ずしも払わなくてよいということです。
なので、給料が出る仕事なのか注意して雇用契約を結んでください。
レストランなどの仕事は基本的に給料を出しくれる場所がほとんどです。
一方で、マーケティングやIT関係だと無給のインターンとして働いている人もいました。
労働基準法が適応されないCo-op学生の定義はこちらのサイトをご覧ください。
Know Your Legal Obligations for Co-Op Students
Co-op希望者へのアドバイス
実際にCoopを体験してみて感じたことをみなさんにお伝えします。
- 仕事探しは早めに始めた方がいい
- バイト先をCoopにする方がよい
- 学校主催のキャリアサービスを利用する
具体的にお話します。
まず、仕事探しは早めに始めた方がいいです。
すぐに仕事が見つかるとは限りません。
わたしは仕事を見つけるのに2か月かかりました。
わたしのCoop期間は長さのわりに要求時間は短かったのでCo-op期間開始から2か月が経っていても挽回できました。
しかし、Coop期間の短いプログラムだと挽回も厳しいし、何よりも時間が経つほどに雇ってもらえなくなります。
また、バイト先をCoopで使うという方法もあります。
やはり座学が終わって仕事を探すとなると、時間的なロスが生まれるので、バイト先にCoopのお願いをする友だちも多かったです。
学校によると思うのですが、基本的に仕事は自分で見つける必要があります。
ただ、学校もジョブフェアなどのキャリアサービスを提供しています。
そのようなサービスから面接を受けて仕事をえる人もいました。
Coopインターンについてまとめ
- ワークショップに出る
- 仕事を探す
- インターン受け入れの書類提出
- 二週間毎に勤務時間を報告
- 卒業
- 最低賃金規定が適用されない。
- 有給休暇規定が適用されない。
- 解雇通知規定が適用されない。
- 仕事探しは早めに始めた方がいい
- バイト先をCoopにする方がよい
- 学校主催のキャリアサービスを利用する
以上です。
専門分野によっては仕事探しにかなり苦戦することになるかもしれません。
早め早めに仕事探しを始め、どうしても見つからないときは早急に学校に相談するようにしましょう。
みなさんの留学ライフがよいものとなりますように。
Co-op留学について弁護士さんにインタビューした記事もあるので、これからCoop留学を考えている方は、申し込み前にぜひご覧ください。
カナダでのコープビザ徹底解説。それってやってみる価値があるの!?
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