Coop留学におすすめの学校、トロントスクールオブマネジメント(TSoM)の紹介

自分の興味のある分野が学べて、なおかつ学んだことに基づいてインターン経験がつめるということで、今話題の留学方法の一つコープ(Co-op)

私はカナダにあるトロントスクールオブマネジメント(TSoM)という私立の学校で「Diploma in Fundamentals of Hospitality and Tourism Co-op」プログラムを履修していました。

今回はCoop留学を目指している人のためにTSoMの費用やコース、また私が実際に学んでみての感想などをお伝えしようと思います。

TSoMで受けた授業やインターンについてはこちらにまとめています。↓

TSoMの基本情報

TSoMがどのような学校か基本的な情報をお伝えします。

TSoMの場所

TSoMはトロントのダウンタウンに位置する地下鉄カレッジ駅から徒歩3, 4分くらいの場所にあります。

地下鉄東西線ブロアヤング駅から乗り換えて、二つ南にある駅です。

学校のあるカレッジ駅の一つ南の駅、ダンダス駅にはイートンセンターという北米でも有数の大型ショッピングセンターがあります。

非常にアクセスしやすい場所に学校はありますし、放課後友だちと遊びに行くのにもとても便利な場所です。

TSoMで学べるプログラム

TSoMは多くの専門プログロムを用意しています。

TSoMのプログラム
Business
Diploma in Business Administration Co-op
(約1年のプログラム)
Diploma in Business Management Co-op
(約2年のプログラム)
Diploma in Business Management
(座学のみのプログラム)
Diploma in Digital Business Management Co-op
(約2年のプログラム)
Diploma in Digital Marketing Specialist Co-op
(約1年のプログラム)
Certificate in Business Essentials Co-op
(約1年のプログラム)
Hospitality and Tourism
Diploma in Hospitality and Tourism Management Co-op
(約1年のプログラム)
Diploma in Fundamentals of Hospitality and Tourism Co-op
(約2年のプログラム)
Diploma in International Hospitality Operations Management Co-op
(約2年のプログラム)
Advanced Diploma in Hospitality and Tourism Management Co-op
(約2年のプログラム)
Advanced Diploma in Hospitality and Tourism Management
(約2年のプログラム)
Certificate in Customer Service Excellence Co-op
(31週間のプログラム)
TSoMのプログラム

その他データ分析や会計など様々なプログラム/コースがあります。

費用/授業料

2024年の授業料
Business
Diploma in Business Administration Co-op
(日中コース:$10,500)
(夜間コース:$83,00)
Diploma in Business Management Co-op
(日中コース:$15,750)
(夜間コース:$13,250)
Diploma in Business Management
(日中コース:$14,250)
(夜間コース:$12,250)
Diploma in Digital Business Management Co-op
(日中コース:$13,750)
(夜間コース:$10,750)
Diploma in Digital Marketing Specialist Co-op
($12,750)
Certificate in Business Essentials Co-op
(日中コース:$6,750)
(夜間コース:$6,000)
Hospitality and Tourism
Diploma in Hospitality and Tourism Management Co-op
(日中コース:$10,500)
(夜間コース:$8,300)
Diploma in Fundamentals of Hospitality and Tourism Co-op
(夜間コース:$10,750)
Diploma in International Hospitality Operations Management Co-op
(日中コース:$13,750)
(夜間コース:$10,750)
Advanced Diploma in Hospitality and Tourism Management Co-op
(日中コース:$15,250)
(夜間コース:$12,750)
Advanced Diploma in Hospitality and Tourism Management
(日中コース:$13,750)
(夜間コース:$11,750)
Certificate in Customer Service Excellence Co-op
(日中コース:$6,750)
(夜間コース:$6,000)
TSoMのプログラム

TSoMは日中のコースと夜間のコースがあります。

夜間のコースの方が少し安くなっています。

必要な英語力

入学に求められる英語力
Business
Diploma in Business Administration Co-op
(IELTS 5.5)
Diploma in Business Management Co-op
(IELTS 5.5)
Diploma in Business Management
Diploma in Digital Business Management Co-op
(IELTS 5.5)
Diploma in Digital Marketing Specialist Co-op
(IELTS 5.5)
Certificate in Business Essentials Co-op
(IELTS 5.0)
Hospitality and Tourism
Diploma in Hospitality and Tourism Management Co-op
(IELTS 5.5)
Diploma in Fundamentals of Hospitality and Tourism Co-op
(IELTS 4.5)
Diploma in International Hospitality Operations Management Co-op
(IELTS 5.0)
Advanced Diploma in Hospitality and Tourism Management Co-op
(IELTS 5.5)
Advanced Diploma in Hospitality and Tourism Management
Certificate in Customer Service Excellence Co-op
(IELTS 5.0)
TSoMのプログラム

TSoM入学に必要な英語力を証明する方法は3つあります。

英語力の証明方法
  • IELTS
  • TSoMの語学学校
  • TSoMの英語試験にパス

IELTSとしか学校のサイトに記載がありませんが、おそらくAcademicの方だと思います。

(IELTSの試験は二タイプある。)

基本的に求められるレベルがIELTS 5.5(英検2級と準一級の間くらい)とあまり高くないので、わりかし入りやすいかと思います。

IELTSの受験料は高額なので試験代を節約したい、または申し込み締め切りが間近に迫っているという方は、TSoMの試験を受けることで英語力を証明することができます。

この試験は無料で受けることができました。

筆記試験と口頭試験があります。

筆記試験は文法中心でした。

口頭試験はSkypeで受けました。

英語力が足りないという方はEAPというTSoMのアカデミック準備コースに行くことで、Coopのコースに入学できます。

準備コースもレベルがあり、どのレベルを卒業すべきかは、どのコースに通うかで変わります。

TSoMの学校生活

これから学校生活についてお伝えしたいと思います。

*コロナ下に通学したので、授業時間等変わっている可能性あり。

TSoMの授業

一か月半クラスがあり、二週間の休みがあるというサイクルを繰り返します。

クラスメートは基本的に変わらず、座学期間は同じメンバーで過ごしました。

(途中で人が増えたり減ったりしたけど、基本は同じメンバー)

先生はモジュール毎で変わります。

まじめに授業をする先生もいれば、超適当な先生もいます。

授業がとても分かりやすい先生もいれば、非常に分かりにくい先生もいます。

これはどこの学校でもたぶん同じですね。

各モジュールの様子は別記事にしています。

ちなみに、授業時間は9時から13時でした。

(授業時間は変わっている可能性があります。)

TSoMの授業
  • クラスメートは基本同じ。
  • 先生はモジュール毎に変わる。
  • 発表の時間はあまりなかった。
  • 昼間のコースは9時~13時。

学校内の雰囲気

ラウンジがあってここでコーヒーやマフィンなど軽食を購入することができます。

tsom cafe

このラウンジの他にもう一つ広いへやがあって、そこでも勉強したり友だちとおしゃべりしたりできますよ。

tsom launge

学校のイベント

学校は様々なアクティビティを実施しています。

その中のいくつかを紹介します。

TSoMのイベント
  • 朝ごはんイベントなどのフード系イベント。
  • サッカーやクリケットなどのスポーツ系イベント。
  • ナイアガラフォールスやブルーマウンテンなどのお出かけイベント。
  • カラオケやダンスなどの社交的イベント。

個人的にフリーブレックファストイベントが好きでした。

これフリーでいいんですかというくらいの量を準備してくれています。

あさごはん1

あさごはん2

↑この中から自分の好きなものを選べます。

そして実際に選んだのがこちら↓。

あさごはん3

なかなか量がありますよね。

ちなみにコーヒーももらえます。

せっかくの学校生活なので、いろいろなイベントに積極的に顔を出すといいと思います。

Coop留学のメリットデメリット

最後にCo-op留学を目指すみなさんにメリットデメリットを紹介したいと思います。

Co-op留学を考える上での参考になればうれしいです。

海外での学習と仕事両方の経験が得られる

一番のよさは何といってもこれだと思います。

Twitterで質問したときは、学びと就労体験の両方を得るためにCo-opを選んだという意見が一番多かったです。

Co-op制度を通して両方の目標を叶えることができます。

専門的なことを英語で学び、なおかつ学んだことに基づいて海外で働く経験をもてる。

これはキャリアップしていくうえですてきな経験だと思うし、学びと体験のセットはワーホリでは得られないものです。

それで、海外の学校で学ぶことで視野を広げ、日本帰国後のキャリアにつなげるのであれば本当にすばらしい制度だといえます。

永住権を目指す人は注意

Co-opのデメリットというより気をつけてほしいと思う点です。

留学エージェントがCo-op留学ですすめるのは私立の学校が多い気がします。

私がエージェントに相談したとき候補に挙がったのはCo-opを提供する私立の学校だけでした。

カナダ永住権まで視野に入れている人は是非とも気をつけてほしいのですが、Co-opビザで働いた分は永住権審査のポイントとしてカウントされません。

あくまでインターン、学校での学びの一環なので、職業経験としてカウントされないんですね。

それで、Co-opが終わって卒業したときにカナダの学校を卒業したという数点の加算以外得られるものが何もないんです。

Co-opの経験も永住権のためのポイントもほしいのであれば、ポストグラデュエートワークパーミットというビザの申請権がえられる公立の学校に通う必要があります。

あんまりこの辺のところをエージェントがちゃんと説明してくれてない気がするので、自分の目標に合わせて学校を選んでくださいね。

(ちゃんと細かく説明してくれるエージェントもあると思いますが。)

弁護士さんにCo-op制度についてインタビューした記事もあるので、さらに知りたい方はこちらをご覧ください。

カナダでのコープビザ徹底解説。それってやってみる価値があるの!?

TSoM留学まとめ

TSoMはトロントのダウンタウンにある大変便利な学校です。

ビジネスとホスピタリティ(特にビジネス)に力を入れていて、これらの分野で学習と就労の両方の経験をえたいという方には大変お勧めの学校です。

クラスメートも基本変わらないからいろいろな国の人と仲良くなれるし、たくさんのアクティビティがあるから友だちも作りやすい環境にあります。

以上です。

みなさんの学校選びの参考になったらうれしいです。

では、また~






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